
「マイクロチップ」を読み取れば、
ボクが誰のウチの子かわかるんだって。
言葉を話せない、ポケットやバッグも持たないペットに、その子だけの身分証明書を付けてあげるということ。
外れてしまうかもしれない首輪や鑑札ではなく、体内に装てんしてあげるのが、マイクロチップの大きな特徴です。
マイクロチップには世界で唯一の番号が記録され、名前や生年月日、飼い主は誰か、連絡先は…、
といった情報を、世界のどこにいても確認できるようになっています。
つまり、ペットのパスポートであり住民票というわけです。

どんなときに役立つの?
具体的には迷子、盗難、逃亡、災害、事故など不慮の事態に陥ったときです。
たとえば、
- 迷子や逃亡した先で保健所や動物管理センターに収容された
- 迷子中、事故に遭い動物病院に運び込まれた
- 災害や事故に遭って行方不明に、またはパニックを起こして逃亡
- 盗難に遭い、見つけることはできたが自分のペットだという証明ができない
- ペット同伴の海外赴任や旅行 など

身元不明のペットを持ち込まれた保健所や動物管理センター、動物病院などでは、リーダー(読み取り器)でマイクロチップの番号を読み取って、飼い主に連絡をとってくれます。
またペットが入国・出国する場合は、検疫制度によりマイクロチップの装てんが義務づけられています。
※機関・動物病院によってリーダーを所有していない場合があります。
どんな物なの?

長さ約11~13.5mm×直径約2mmの細長いカプセル状で、中のICチップに固有の番号が記録されています。番号は、国コード、動物種コード、メーカーコード、個体番号から成る15桁。リーダーから発信した電波をマイクロチップに反射させて読み取る仕組みで、マイクロチップ自体が電波を発したり電池を必要とはしないので、半永久的に使用することができます。
カプセルは生体適合ガラスなど拒絶反応を起こさない素材でできており、装てんによってアレルギーなどの副反応が起こることは非常にまれです。
どうやって使うの?

チップの中の情報は、あらかじめデータ管理機関である「AIPO(動物ID普及推進協議会)」に登録されます。
迷子ペットを持ち込まれた保健所や動物病院はリーダーをかざして番号を読み取り、AIPOに問い合わせることで飼い主の情報を入手することができます。
どんな種類があるの?
現在、日本では4社がマイクロチップを販売しています。4種類ともISO規格のもので互換性があるので、どれが埋め込まれていても1つのリーダーで読みとることができます。
ISOとは、International Standards Organization(国際標準化機構)の略で、品質管理システムの国際規格です。

